一太郎スマイルを使った子ども達の作品

名刺作り

子ども達はこれに熱中する.ある子はあまり何種類も作るので「時間割も作ったら」と言うと「時間割なんて見いひんもん」との事でした.(笑) ところでこれは時間割なども同じ事だが文字を入力した後で「インターネット用に保存」とするとこのような文字無しの下地だけの画像が保存されてしまう.これはバグだろう.

元の画像(名刺)を画像ソフトにコピーして保存したのがこれ.

時間割

身近で実用的なものだけに人気があります.

カレンダー

挿し絵は色々傷痍されているが,自前の絵や写真を取り込むことが出来る.実物は大きいので別ファイルで.

ありがとうカード

こんなのを持って帰って親に見せれば親はノックアウトでしょう.(笑)
実際はA4の大きさですが縮小しています.


CUBEを使った子ども達の作品

パソコン二回目の2年生の子二人が協力して描いた絵


6年生の卒業メッセージカード

枠は自分でレイアウトしてデジカメで撮った写真を貼り付けます.これもCUBEのお絵かきツールを使って描きました.
実際はA4用紙一杯の作品ですが縮小しています.

デジカメで撮った写真

これは実物をお見せできないが,デジカメで撮影した写真をモニターに出したりプリントアウトすると子ども達は大変に喜ぶ.またカレンダーのようにその写真をはめ込む等の応用ができる.デジカメは学校でもっと活用できる装置だと思う.


考察

どのソフトも子どもには使いにくい面がある. ソフトメーカーは実際に子どもにそのソフトを使わせながら開発を進めるべきだろう.

子どもはパソコンに熱中する.必死という表現が適当でないかと思うこともある.特に作品をプリントアウトする時がそうである.ただプリントアウトする際に時間がかかる上にLANでプリンターに接続している事もあってプリンターのトラブルが多い.だからたいてい時間オーバーになる.プリンターのトラブルはどこの学校でも困っているようだ.

作品を印刷しようと思えば二時間連続の授業が望ましい.一時間だと作品を保存して次の時間に印刷という事になるが初心者は作品の保存が難しい.一つはファイル名の記入.もう一つは保存する場所の指定である.これらはパソコンの難所である.

いずれにせよ子どもは作品をプリントアウトすると大変に喜ぶ.プリンターの回りに群がって自分の作品が出てきたときは本当に嬉しそうだ.子ども達に作品や写真を印刷して渡すと多くの子ども達は異口同音に「家に持って帰って部屋に飾る」と言う. パソコンを導入した学校は子ども達にその作品を少なくとも一度は印刷させるべきだろう.

上に上げた例はほとんどパソコンの時間としての活動だが,他の授業や学校行事にパソコンを活用するという実践を研究する必要があるだろう.いずれにせよ一番の問題は子どもがどう変わったかであろう.